我が家のキッチンで開けられたパンドラの箱

ネタ

昔から、パンドラの箱とか浦島太郎の宝箱とか開けてはなりません。と言われるものを開けてしまう心理は存在している。

 

ダメって分かってるのにやってしまう。
しかも大抵の場合、それらは開けるなという割に簡単に開いてしまうこともしばしば。

 

それはむしろ、開けてくれ!と言ってるようなものである。
(そりゃパンドラも浦島太郎も開けちゃうよ!)

そして、開けてしまえば、取り返しのつかない。

 

 

そして、我が家でもパンドラの箱が開けられた。

 

そう、キッチンで。

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カッテージチーズを作った後にできるホエイ

夫が私の好きなカッテージチーズとアボカドのサラダを作ってくれた。

 

私はアボカドが大好きで、わさび醤油でシンプルに頂く方法でも好きだ。

 

しかし、アボカドの最適な食べ方こそ
カッテージチーズとのサラダであると私は思っている。

 

チーズにしては淡泊な味わいのカッテージチーズと見かけの緑色から想像できない多くの脂質でできたアボカドとの相性は抜群だ。

 

カッテージチーズは少し温めた牛乳にレモン汁を加えて、分離した塊をこして絞って作る。
こした後に、白っぽい液体が残る。
これがホエイ。

ホエイはタンパク質を豊富に含み(そりゃ牛乳から出てきたんだもの!)、プロテインなどの原料にも使われるほど栄養満点だ。

つまり、捨てるのはあまりに勿体ない。

 

とはいえ、白っぽいし少し酸味もあるので、見た目や味があまり分からないシチューかカレーなど料理に使ってしまうのが一般的な使い方である。

 

 

アボカドとカッテージチーズのサラダを作るにあたり、大量のホエイが出来たのだった。

 

「よし、明日はシチューにしよう。」

 

悪夢の始まりであった。

ホエイの力でお肉やわらか

仕事から帰ってきてシチューを作り始める。

 

新玉ねぎ、新じゃががまだあったので大き目に切って、素材を生かしたシチューにするつもりだ。

なんたって、今日はホエイ入りなのだ。
ホエイはお肉を柔らかくしてくれる。
柔らかいお肉に大きめの旬野菜、それは双方の食感が楽しめてさぞかし美味しいであろう。

 

お肉大好き星人の夫のためにカレー用のお肉を2パックもいれた。
なんたって、ホエイ入りなのだ。

 

肉・野菜を炒めて、肝心のホエイを鍋に入れる。
以前、ホエイ消費のためにシチューを作ったのにホエイのことなど忘れて、普通に水を入れてしまったことがある。

 

同じ過ちは犯すまいと、野菜を切るあたりから目に目るところに置いておいたのだ。
今回は間違いなくホエイの入ったシチューが食べられそうだ。

 

あとは圧力をかけて煮れば完成だ。

何もかもが順調に思えた。

開けてしまったパンドラの箱

圧力をかけ始めたところで、夫が帰ってきた。

もう帰ってきちゃったの??まだできてないよ???
まだルー入れてないよ???

 

でもここは圧力鍋の力を発揮するところ。
夫が風呂に入っている間の時間だけでも十分煮える…!まだ間に合う…!
(夫の風呂タイムは平均5分)

 

圧力鍋はファミリーが多い家庭で使われるイメージが強いが、何より時短になる。
1人暮らし、夫婦2人世帯でももっと幅広く使ったほうがいいと思う。
今は小さめの圧力鍋も売っている。我が家のもそうだ。

 

夫が風呂から出てきた。
私は圧力鍋の火を消した。

 

 

 

「圧力鍋はすぐに開けてはならない。」

…と母から教わっていた。

 

 

実際、今までその教えを守り開けたことはなかった。

 

だが、見るとそこに「蒸気排出口」があった。
あれ?もしかしてこれで蒸気逃がせばすぐ開けられるんじゃね???

 

いつもは母の教えを守り、火を消してしばらく置いた後に、この「蒸気排出口」に合わせて蒸気を抜いてから蓋を開けていた。

 

だが、今は!

 

今すぐ!
熱々のシチューを腹ペコの君に届けたい!!

 

 

そう思った私はくいっと一気につまみを回した。

 

次の瞬間、

 

ブッシャァァアアアアアアアア!!!!!!!

 

 

!!!!!?!!!!??????
(声にならない叫び)

すさまじい勢いで飛び出した、肉汁や野菜のうま味をふんだんに含んだ栄養満点のホエイ。

 

急いでつまみを戻そうにも、すごい勢いで熱湯が飛び出しているのだ。
つまみに触れることすらできない。

 

 

夫がすっ飛んできた。
「大丈夫?!?!」

 

全然大丈夫ではない。

 

私の気なんて知らずに元気よく飛び出る黄金の汁

 

為す術もなく、ただ唖然として見つめることしかできない。
それでも、圧力鍋から噴出され、コンロの壁を水浸しにしていく。
コンロの周囲を流れる黄金の汁

 

勢いが収まらず、キッチン台の端を超えようとしていた。
急いで布巾やらなんやらで拭くも間に合わず、キッチンの床にまで水浸しになった。
広がる黄金の汁

 

 

 

ようやく落ち着いたのか、静かになったので恐る恐る蓋を開けると、
液体はほとんど残っていなかった。

 

それもそのはず。キッチンを水浸しにしたんだから。
お肉と野菜のうま味がたっぷり、タンパク質豊富なシチューになるはずだったが…。
泣きたくなった。ていうかちょっと泣いた。

 

だが、もうパンドラの箱は開けられてしまった。
仕方なしに水を入れなおして、再度煮る。

 

これ普通のシチューじゃないかぁぁあああああ!!

 

ま、美味しかったけど。

 

 

どうか皆様、心に刻みつけといてください。

圧力鍋の蓋は!!!
すぐに開けてはいけない!!!!!

正しい使い方をすれば、よく働いてくれてる強い味方

豚の角煮で
「弱火で4時間ほど煮る」

いや、どこにそんな時間あるんじゃい!!!

 

大根の煮物やおでんで
「一晩味を染み込ませる」

いや、今日の晩飯どんするんじゃい!!!

 

 

とレシピにツッコミを入れたくなる時あるけど、
圧力鍋があれば

時短で!!
味も染み込む!!

 

自分が帰宅してから、夫が帰ってくるまでの短い時間でシチューやカレーだって煮込み時間少なくてもしっかり煮込んだような出来上がりに。

 

 

ちなみに我が家のパンドラの箱と化した圧力鍋は1~2人用の小さめサイズ。

すぐ蓋さえ開けなければ、
1人~2人世帯の方には十分の大きさで食洗器にも入るし、
その割にしっかり圧力はかけられる。

 

すぐに蓋さえ開けなければ、めっちゃ優れもの。

 

夫が一人暮らし時代から使ってけど、蓋内側のゴムもほとんど劣化していないし耐久性も問題ない。
ただし、ちょっと焦げ付きやすいのが難点ではあるが、少し多めの油を引けば問題ない程度。

 

圧力鍋のある暮らしでちょっと凝った料理を短時間で作ろう!

 

ただし、くれぐれも火を止めた直後はすぐに開けないように!!!

ああすけ

11歳歳上夫と結婚生活を綴る年の差婚ブログを運営する妻。
結婚2 年目につきまだまだ綺麗な指輪(意味深)
資格:検査技師、栄養士
好きなもの:料理すること食べること、旅行、絵本、夫

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