とんかつ定食へ挑戦する戦士の記録

ネタ

 

「とんかつ定食」

それは一種の勝負である。

 

 

とんかつを中心として、キャベツ、ごはん、味噌汁、漬物…。

それぞれの役割をもったキャラクター達が1つのお盆に集合している。

 

キャベツだけが残っても
ごはんだけが残っても
味噌汁が冷めきってしまっても

 

非常にカッコ悪い。

 

 

これらを丁度良く食べられてこそ、とんかつ定食を制する者と呼べるだろう。

今夜、私はとんかつ定食の勝負に挑んでいた。

 

 

今回訪れたのは「とんかつ和幸」である。

割とよく見かける馴染みの豚カツ屋さんで、ごはん、キャベツ、味噌汁がおかわりきる。

 

重要なのでもう一度、

 

ごはん!
きゃべつ!
味噌汁がおかわりできる!

 

勝負を挑む挑戦者にとって、これほど挑戦しやすい環境はないのではなかろうか。

スポンサーリンク

入店

とんかつ和幸」はメニューも豊富だ。
今回私が選んだのはヒレカツ+ロースカツの相盛り。

ロースカツのみでは、端からカツを食べた場合、最後に脂分のカツを食べることにより気持ちよく食事を終われない。

 

そこで、私は考えた。

 

ヒレカツとの相盛りにすればいいんだ!

そして、最後にヒレカツを食べればいい!

 

と思いつき、ロースカツ+ヒレカツ定食にした。

 

ロースカツ一枚とヒレカツ2個のカツ。

食べたい欲を十分に満たしてくれそうなラインナップだ。

 

 

そもそもロースカツの端を残さなければいい?
いやロースかつを端から食べるには私のポリシーでありそれを犯すことはできない。

 

(腹ペコで単純にヒレカツ食べたかったんだ)

ともかく、とんかつ定食への挑戦が始まった。

前半戦

 

まずはカツ全体にソースをかけ、キャベツにもゆずドレッシングをかけた。

 

 

美味そうだ…

 

まずはヒレカツを食べよう…

うまーーーーい!!!

さっくさく!!!!
最初っからお肉の味がしっかり味わえる、ヒレカツ最強!

 

 

ロースカツ…

めっちゃうまーーーーい!!!

こちらもさくさく、そしてめっちゃジューシー!!
仕事終わりの心と体に染み入る油がたまらん!!!たまらん!!!!!

 

 

すかさず、キャベツ。

ゆずドレッシングさっぱりー!!!!

 

和幸さん、よく分かってるー!!!

 

 

からの白米で一度リセット。たまに味噌汁もすする。
やはりヒレカツとの相盛りにしてよかった

 

 

 

基本的にこの繰り返しだ。焦ってはいけない。
だが、私の希望とは裏腹に箸のスピードは緩まるどころか速度を上げていく。

試合中盤

気づけば、キャベツは残り一口になっていた。

まずは一息、味噌汁を飲んでシジミの身を全て食べた。

残るカツはロース半分、ヒレ1切れ。

いいペースだ、カツ半分に対してキャベツ1盛り。

ここで、キャベツのおかわりを頼む。

 

クールだけど丁寧な対応の店員さんが1人前のキャベツを盛り付けてくれた。

今の段階ではかなりいいペースだが、食事の最後にはさっぱりしたくてキャベツを多く食べてしまうものだ。

 

 

私は店員さんの手をじっと見つめた。

もうひと超え…!(心の声)

 

店員さんは私の心の念を読み取ったのか、さらにもう少しキャベを盛り付けてくれた。
やはりさすが和幸の店員さんだ。数々の挑戦者達を見てきているに違いない。

 

 

何にせよキャベツを盛り付けてくれた店員さんに感謝した。

後半戦

戦いは後半戦に差し掛かっていた。

 

 

余談だが、私は基本的に最後に白米だけを食べて、食事を終わりにするのが理想的で良いと思っている。
ただの米好きなだけだが、カレーライスなども、最後はルーをかけない白米で終わりにする。

 

豚カツ定食も例外ではない。

白米を最後に1口食べて食事を終えたい。

 

後半戦、カツはあと1切れ、キャベツは1口が残るのみとなっていた。

 

 

対するごはんはというと…

たったこれだけーーーー??!?!!?

僅かに茶碗に残ると米粒を集めた半口程度のみであった。

圧倒的不足…このカツを食べるのに、1口は必要で、最後に米で〆るための1口もなければならない。

 

しかも…

 

まだ漬物が残っていた!

前半、あまりの空腹に箸のスピードを抑えることが出来ず、漬物なしで白米を盛り盛り食べたことが原因だろう。

 

 

ここで試合終了か…

諦めかけた。

だが、まだ希望はあった。

 

 

ごはんをおかわりすればいいんだ…!

だが、戦いも終盤に入り、お腹のキャパ的に1杯は無理だろう。

おかわりをして、残すなんてことはあってはならない。
そんな者など、挑戦者としての資格もない。

 

1杯はいらず、でもごはんはもう少し欲しい。

 

例えば焼肉屋のごはんは一杯の概念がとても多い。
ごはんを頼んだのはいいが、予想以上の大盛りが運ばれてくることも稀ではない。

適切な量を言葉で店員さんに正確に伝えられるのは至難の業だろう。

 

…言ってみるか?

ダメ元で言ってみるか?

 

 

ここでうまく店員さんに欲しい量が伝わらなければ完全に敗北…。

 

 

 

 

「半分よりちょっと少なめのおかわりください。」

 

…家か!!!!

家で母ちゃんにごはんのおかわり頼んでるんか!!!

 

 

そんな細かい注文も表情を変えずに受けてくれる店員さん。

 

 

出てきた量を見て驚いた。

それ!!!その量!!!!

私が思い描いてたの、その量!!!!

 

あまりに適切な、私が希望する量のごはんが盛られた茶碗に感動すら覚えた。
やはり、数知れず挑戦者を見てきた店員さんのカンは間違いなかった。

 

 

こうして、1切れのカツ、1口分のキャベツ、漬物とごはんでさっぱりと食べ食べ終えたあと、〆の白米を頬張った。

 

 

もう、何も残っていない。

 

全てが丁度良く終わりを迎えた。

 

 

完璧だ…!

 

 

私はとんかつ定食に完全に勝利した。

 

 

一度は諦めかけたが、こうして勝利を収めた勝因は店員さにも少なからずある。
挑戦者の声に耳を傾け、適切な量を出す。熟練の技に頭が上がらない。

 

あぁ、店員さんありがとう!!!

 

「ごちそうさまでした!」

感謝の気持ちを込めて、店をあとにした。

 

 

これを見て、豚カツ定食に挑戦したくなった者も少なくないと思う。

とんかつ定食はいつもあなたを待っている。そう、和幸で。

 

▼挑戦者の心を読み、勝利へと導いてくれた店舗

とんかつ和幸 志木店 (志木/とんかつ)
★★★☆☆3.04 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999
ああすけ

11歳歳上夫と結婚生活を綴る年の差婚ブログを運営する妻。
結婚2 年目につきまだまだ綺麗な指輪(意味深)
資格:検査技師、栄養士
好きなもの:料理すること食べること、旅行、絵本、夫

ああすけをフォローする
ネタライフ
スポンサーリンク
シェアする
ああすけをフォローする
ああすけ夫婦のゆるりごはん録

コメント