こんにちは。ああすけです。
今回は大切な誰かと絵本を楽しめるように、大人も楽しめる絵本の選び方のコツを紹介します。
絵本って子どもが読むものじゃないの?
大体の人がそう思っていることでしょう。
もちろん、そんなことはありません。
ただ、純粋無垢な子どもと違って、大人も楽しめる絵本を選ぶにはコツとうかポイントがあります。
絵本は読み聞かせてもらったり、
人によって見方が変わったりして
1人よりも何人かで楽しむほうが発見があります。
大切な誰かと一緒に絵本を開いて、一緒に楽しみたい方は是非読んでみてください。
これで皆さんも彼氏や旦那さん、友達と絵本を楽しめるようになるでしょう。
絵本に全く興味がなかった夫が自ら手に取った絵本
我が家では私が休みの日に図書館に行って絵本を借り、棚に置いておきます。
大体は私が夫に読み聞かせることが多いんですが、彼が自ら何度か棚から取り出し1人で読んでいる絵本がありました。
その絵本から、大人でも楽しめる絵本の特徴は何か考えてみました。
つんつくせんせい と ふしぎなりんご
「つんつくせんせいとふしぎなりんご」
夫が自ら手に取って読んでいた絵本はこちらの「つんつくせんせいとふしぎなりんご」です。
この絵本の何が彼を引き寄せたのでしょうか?
あらすじ
つんつくせんせいが子どもたちとりんごの絵を描きに行きます。
その途中で、どんぐりがたくさんあることに気づき、独り占めしようとします。
でも実はそのどんぐりはりすの夫婦のものでした。
なんとかどんぐりを取り返そうと、りすの夫婦とハリネズミのおばさんで知恵を絞ります。
つんつくせんせいシリーズの中でも4作品目の絵本ですね。
今回もつんつくせんせいの性格が出るような面白いお話、と結末です(笑)
見どころを含めて、引き寄せる原因を考えてみました。
夫婦で楽しめる絵本の特徴
物語にツッコミどころが多い
絵本では珍しく、子どもが主役ではなく「大人であるで先生」が主役です。
子どもならあるよね、ということも大人なのに!というのは面白さが増しますよね(笑)
大人なのに大人げないつんつくせんせい
つんつくせんせいはどんぐりを自分のアクセサリーにしたくて、どんぐりを独り占めしようとします。

大人でどんぐりアクセサリー…。
なかなかのセンス!!!

大人なのにどんぐり独り占め!!!
つんつくせんせいは「先生」ですから大人です。
大人なのに子どもより、子どもっぽい性格ですが憎めない素直さがあるキャラクターです。
読んでいる夫ももちろん大人です。
絵本の登場人物は子どもが多いですが、主人公が大人だったことで親近感が湧いたのかも。
大人なのに子どものように素直なつんつくせんせいにツッコまざるを得ないようです(笑)
イラストやセリフにもジワる要素がある
大人のための絵本ではストーリー中心のものも多いですが、イラストから動きや表情が読み取れれば、そこにも面白さがあります。
調子に乗っちゃうつんつくせんせい
つんつくせんせいがダンスを踊って、調子に乗ってとんぼ帰りした途端、ポケットに隠していたどんぐりがばらばらと落ちてしまいます。
どんぐりを独り占めしていたことがバレたつんつくせんせいは、大慌てで逃げ出します。

空中でさらに1回転…
アクロバティック!!

つんたら つーん!!!
(※つんつくせんせいが歌ってる歌)
そして、躍っているときのつんつくせんせいが自分で歌う歌に、「つんたら つーん!」と歌っています。
つんたら つーんってwwwww
純真無垢な子どもとは違いますから、"ジワる"要素があったほうが大人は楽しめます。
このつんつく先生でもセリフやイラストでツッコミ要素が散りばめられています。
つんつくせんせいの絵本は宝探しをするような細かい絵ではありませんが、
表情や動き、イラストの中に組み込まれるセリフなど字が読めなくても分かるくらいしっかり書いてあります。
せっかく絵本の世界を広げるなら、物語だけでなくイラストやセリフからもジワる要素があると、楽しめると思います。
大人だからこその視点で見れる要素がある
この絵本を読んだあと、
『つんつくせんせいはこれほどまでに大人げないのに、子ども達に慕われているか?』
ということについて、話しました。
勿論絵本ですから、現実ではありません。
でも、なんでこんなに好かれているんでしょうか?
それは、
つんつくせんせいが大人げないことで面白いことが起こることを子どもたちが知っているからではないか
という結論に至りました。
今回もどんぐりを独り占めしようとして、そこから物語が始まりますしね(笑)
作者のたかどのほうこさんがどんな風に考えているか分かりませんので、私たち夫婦の勝手な結論です。
つんつくせんせいが
大人だからこそ、大人なのにと面白く見えることもありますし、
大人だからこそ「どうして子どもたち人気があるか」など深く考えられたのではないかと思います。
まとめ
彼や旦那さん、友達と楽しめる絵本の特徴について、考えながら夫と絵本を読んできました。
最後になりましたが、大人でも楽しめる絵本は
・物語にツッコミどころが多い
・イラストやセリフにもジワる要素がある
・大人だからこその視点で見れる要素がある
ではないかと思います。
これから、友達や彼氏、旦那さんと絵本を楽しみたいと思っている方は少し参考にして絵本を選ぶと一緒に楽しむことができるかもしれません。
大人だからこそ楽しめる絵本がある。
そんな思いを伝えたくて今日のブログを書きました。
それでは皆さんの”絵本仲間”が見つかることを祈って。
コメント